8pino

コンセプトは「ミニマリストのためのArduino互換機」となっており、使い勝手を犠牲にしない範囲での最小サイズを目指して設計された。電源の逆流防止ダイオードやリセットスイッチは削除されている。リセットはPC側のUSBケーブルの抜き差しで行う。『8』にこだわったデザイン数字を決めていると8ばかりになったという事で、仕様の他にもプロモーションや価格等も『8』で統一された。まず2014年8月8日に「品モノラボ」で限定8個、次に2014年11月23～24日に開催された「Maker Faire Tokyo 2014」で1日88個限定で販売、2015年1月28日からはスイッチサイエンスよりオンライン販売が開始された。慣れている人向け8pinoはある程度Arduinoの扱いに慣れている人に向けた製品のため、初心者向けではない。またプログラムの頻繁なデバッグが必要ならAdafruit Trinket 8MHz (3.3v logic)を使い、最後に8pinoに書き込む事を推奨。

特徴

• DIP 8ピン
• 8 mm幅
• 0.8 mm厚
• ATMEL ATTINY 8 5
• 8 bit
• 8 MHz
• 8 KB MEMORY

製品仕様

• Arduino互換機（Adafruit Trinket相当、Adafruit社の許諾をもとにファームウェアを利用）
• MCU：Atmel Attiny85 (8bit, 8MHz, Flash 8kB)
• 電源：USB5V入力可(入力3.6V-5.5V）、3.3V 0.5A出力 LDOレギュレータ搭載
• 通信：USB2.0互換通信（USB3.0の場合USB2.0ハブが必要な場合があります）
• ユニバーサル基板部分は手で折って取り外すことでさらに小型化可能（長さ23.5mm→13.5mm）
• I/F：GPIO最大5, I2C, SPI, PWM最大3, A/D最大3, RESET, USB(GPIO3,4と排他利用)

※電源に逆流保護ダイオードが入っていないため、逆流保護を行っていないバッテリーとUSBの同時使用などはおやめください

「8pino」ではじめるミニマム電子工作 (I・O BOOKS)

• Adafruit Trinket Introduction
  
  GOOD DESIGN AWARD BEST 100